仕事で触れた2つの「厳しさ」が 車と向き合う姿勢を変えてくれた
ジェームスで働き始めたのは、豊橋の向山店でアルバイトを募集していたのがきっかけ。
「運転もそうですが、車をカスタマイズするのが大好き。車高を下げたりエアロパーツを取り付けたりと楽しんでいたのですが、そんな大好きな車と向き合える場所で仕事をしたいと思いました」。
入社後、さまざまな知識や技術を学ぶ中で驚かされたのは、法律の厳しさ。
「タイヤがフェンダーから5ミリでもはみ出していたら車検が通らない。
ホイールを大きくしたらスピードメーターに誤差が出ないようタイヤの外径を小さくしないとダメ。本当に細かいなと思いましたが、これらはすべてお客様の安全のために絶対に必要な厳しさなんですよね」。
ジェームスで働くことで安全についての意識とともに、車と向き合う姿勢も変わりました。
「当時のピット長がとても厳しい方でした。オイルチェックのとき、抜いたゲージのオイルがボディに付くと怒られ、タイヤを外したとき、もっと静かに置けと怒られ…と、怒られることの連続。お客様から見えない部分こそ丁寧に整備しなさいという教えです。自分では丁寧のつもりでしたが、第三者視点で自分の雑だった部分に気づかされ、お客様の大切な車をより丁寧に扱う基本を徹底的に学ぶことができました」。
法律の厳しさと、指導の厳しさ。2つの厳しさは、ピット作業だけでなく、お客様の車を扱う上での原点となっています。
豊川店のTピット長は勤務歴14年のキャリアで、ピット長業務のほか、サービスマネージャーとしてレジ管理なども担当。その幅広い活躍ぶりに、お客様からも信頼をいただいています。
2022年7月に車検指定工場に昇格したということもあり、ますますお客様の立場に立ったピット作業に力を入れる豊川店。お客様のためにピット作業で心掛けていることや競合店との違いなどについて聞いてみました。